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ランクル250を選ぶ時、最後まで迷うのがディーゼルかガソリンか、ですよね。
結論から言うと、年間の走行距離が長い人や、坂道・荷物満載が多い人はディーゼル向きです。街乗り中心ですぐ乗りたい人は、いま買えるガソリンが現実的です。
この記事では、エンジンの数字から燃料代、税金、リセール、買えるタイミングまで、2つのパワートレインを横に並べて比べます。
ランクル250のエンジンは何種類?排気量とスペック
国内のランクル250のエンジンは、2.8Lディーゼルと2.7Lガソリンの2種類だけです。
| 項目(トヨタ公式諸元) | ディーゼル | ガソリン |
|---|---|---|
| 型式 | 3DA-GDJ250W | 3BA-TRJ250W |
| エンジン型式 | 1GD-FTV | 2TR-FE |
| 排気量 | 2,754cc(2.8L) | 2,693cc(2.7L) |
| 形式 | 直列4気筒ディーゼルターボ | 直列4気筒(ターボなし) |
| 最高出力(馬力) | 150kW(204PS) | 120kW(163PS) |
| 最大トルク | 500N・m | 246N・m |
| 変速機 | Direct Shift-8AT | 6 Super ECT(6AT) |
| WLTC燃費 | 11.0km/L | 7.5km/L |
| 燃料 | 軽油 | レギュラー |
| 燃料タンク | 80L | 80L |
| 設定グレード | ZX・VX・GX | VX |

「何cc?」と聞かれたら、ディーゼルが2,754cc、ガソリンが2,693ccです。排気量はほぼ同じなのに、トルクは2倍以上違うんです。
ここで、よく検索される疑問をまとめて答えておきますね。
- ハイブリッド(HEV):国内仕様には設定がありません
- スーパーチャージャー:設定はありません
- マニュアル車:国内はディーゼル8AT・ガソリン6ATのATだけです
- 2WD:全車フルタイム4WDです
『海外にはハイブリッドがあるって聞いたけど、日本は?』と気になる方もいますよね。
2026年10月2日時点で、日本仕様のランクル250にハイブリッドはありません。海外仕様との違いはランクル250の海外仕様と輸出で取り上げています。
ターボが付いているのはディーゼルだけです。ガソリンの2TR-FEは、ターボを持たない自然吸気のエンジンです。
後からターボ化するような改造は、保証や車検に関わるので慎重に考えたほうがいいですよ。
ガソリンは遅い?パワーとトルクの差
「ランクル250 遅い」「エンジン しょぼい」と検索されるのは、ほとんどがガソリンの話です。数字で確かめてみましょう。
| 項目 | ディーゼルVX | ガソリンVX |
|---|---|---|
| 車両重量 | 2,380kg | 2,240kg |
| 最高出力 | 204PS | 163PS |
| 1PSあたりの重さ | 約11.7kg | 約13.7kg |
| 最大トルク | 500N・m | 246N・m |
| 1N・mあたりの重さ | 約4.8kg | 約9.1kg |
車両重量はトヨタ公式諸元、比率は重量を出力・トルクで割った計算値です。
1N・mあたりの重さは、ガソリンがディーゼルのほぼ2倍です。発進や上り坂で「押し出す力」の差は、ここに出てきます。
平坦な街中より、上り坂・高速の合流・多人数乗車・荷物満載の時に差を感じやすくなります。
例えばこんな場面です。
「家族5人とキャンプ道具を積んで峠道」「ガソリンだと踏み込む時間が長いかも」
こうした使い方が多いなら、ディーゼルの余裕は大きな安心材料になります。
一方で、ガソリンが遅くて危ないという話ではありません。普段の街乗りや高速巡航で困るほどではない、と感じる人も多いんです。
変速ショックと変速機の違い
変速機は、ディーゼルが8速、ガソリンが6速です。段数が多いほど、エンジンのおいしい回転を使いやすくなります。
変速ショックの感じ方は、人や道で大きく変わります。気になる方は試乗で、ゆっくり加速する時と、急いで加速する時の両方を試してみてください。
試乗で確かめたいこと
数字だけで決めきれない時は、試乗で同じ道を走り比べるのが一番です。せっかくなら、普段の使い方に近い場面を選んでみてください。
- 信号からの発進で、アクセルをどれくらい踏むか
- 上り坂や高速の合流で、加速に余裕があるか
- アイドリングや加速中のエンジン音の大きさ
- 変速の時に体が揺すられる感じがあるか
- 後席に人を乗せた状態での加速の違い
ディーゼルは受注停止中なので、試乗車が無い店舗もあります。展示車や試乗車の有無は、出かける前に販売店へ問い合わせておくと安心です。
ディーゼルの音が気になるかどうかも、人によって分かれます。窓を閉めた車内と、窓を開けた時の両方で聞き比べてみるといいですよ。
燃費と燃料代はどれくらい違う?
燃費はWLTCモードで、ディーゼル11.0km/L、ガソリン7.5km/Lです。ガソリンはハイオクではなくレギュラー指定です。
燃料の単価は時期で変わるので、まずは使う量で比べてみます。
| 年間走行距離 | ディーゼル(軽油) | ガソリン(レギュラー) | 差 |
|---|---|---|---|
| 5,000km | 約455L | 約667L | 約212L |
| 10,000km | 約909L | 約1,333L | 約424L |
| 15,000km | 約1,364L | 約2,000L | 約636L |
| 20,000km | 約1,818L | 約2,667L | 約849L |
WLTCのカタログ値で計算しています。実際の燃費は街乗りの割合や乗り方で下がることが多いので、差の目安として見てください。
仮に軽油を1L150円、レギュラーを1L170円とすると、燃料代はこうなります。
| 年間走行距離 | ディーゼル | ガソリン | 年間の差 |
|---|---|---|---|
| 5,000km | 約6.8万円 | 約11.3万円 | 約4.5万円 |
| 10,000km | 約13.6万円 | 約22.7万円 | 約9.0万円 |
| 15,000km | 約20.5万円 | 約34.0万円 | 約13.5万円 |
| 20,000km | 約27.3万円 | 約45.3万円 | 約18.1万円 |

ここが大事なところです!燃料代の差は、走るほど大きくなります。
燃料タンクはどちらも80Lです。カタログ燃費で単純に計算すると、満タンで走れる距離はディーゼル約880km、ガソリン約600kmになります。
給油の回数が減るのも、長距離派にはうれしいポイントですよね。実燃費の話はランドクルーザー250の実燃費はどれくらい?で詳しく書いています。
維持費の違いは?税金・AdBlue・重課
燃料代のほかに毎年かかるお金も比べておきましょう。
| 項目 | ディーゼル | ガソリン |
|---|---|---|
| 自動車税(2019年10月以降登録) | 年50,000円 | 年50,000円 |
| 自動車税の区分 | 2.5L超3.0L以下 | 2.5L超3.0L以下 |
| 重量税の区分 | 2t超〜2.5t以下 | 2t超〜2.5t以下 |
| 重課が始まる時期 | 新規登録から11年超 | 新規登録から13年超 |
| AdBlue(尿素水)の補充 | 必要 | 不要 |

税金の区分は同じです。毎年の自動車税で差は出ません。
違いが出るのは2点です。ディーゼルはAdBlueの補充が要ることと、重課がガソリンより2年早く始まることです。
『AdBlueって面倒じゃない?』と思う方もいますよね。
補充は点検のついでに頼むこともできますし、自分で入れることもできます。頻度や警告が出た時の対処はランクル250のAdBlue補充にまとめています。
11年、13年を超えると、自動車税と重量税が重くなります。10年以上乗るつもりなら、ディーゼルのほうが先に対象になる点も計算に入れておきましょう。
年間の維持費の全体像はランドクルーザー250の維持費は年間いくら?、税の細かい話はランドクルーザー250の自動車税と重量税で見られます。
価格とリセールの差は?
次は買う時と売る時のお金です。まずは車両価格から並べます。
| グレード | パワートレイン | 価格(税込) | 時期 |
|---|---|---|---|
| VX | 2.7Lガソリン | 577万9,400円 | 2026年4月3日改良後(現行) |
| GX | 2.8Lディーゼル | 520万0,000円 | 2024年4月発売時 |
| VX | 2.8Lディーゼル | 630万0,000円 | 2024年4月発売時 |
| ZX | 2.8Lディーゼル | 735万0,000円 | 2024年4月発売時 |
| VX | 2.7Lガソリン | 545万0,000円 | 2024年4月発売時 |
同じVXで比べると、発売時はディーゼルが85万円高い設定でした。ガソリンVXが2026年4月に値上がりしたので、いまの差は52万0,600円です。
ただ、ディーゼルの再開後の価格は発表されていません。ここは発表を見てから計算し直す必要があります。
燃料代で価格差は取り戻せる?
発売時の差85万円を、年9万円の燃料代の差で割ると、9年以上かかる計算です。
年2万km走る人なら、5年近くで追いつきます。
- 年1.5万km以上走る
- 高速の長距離移動が多い
- 坂道・多人数・荷物満載が多い
- 長く乗るより、走る量が多い
- 年5,000km前後の街乗り中心
- AdBlueの手間を減らしたい
- 13年近く長く乗るつもり
- 再開を待たずにすぐ乗りたい
リセールについては、数字を断定できません。中古の価格は、時期や台数、ディーゼルの新車が買えるかどうかで動くからです。
一般には、ランクルはディーゼルの人気が高いと言われます。ただ、受注再開や価格の発表で中古の値付けが変わることもあるので、傾向として見ておくのが安心です。
グレードや色ごとの傾向はランドクルーザー250のリセールバリューで詳しく見られます。
いま買えるのはどっち?選び方と買うまでの順番
2026年10月2日時点で、新車で注文できるのはガソリンのVXだけです。
ディーゼル車(ZX・VX・GX)は受注停止中で、改良版で2026年12月以降に再開予定と報道されています。日付・価格・改良の中身はまだ発表されていません。
| こんな人なら | 選びやすい方 | 理由 |
|---|---|---|
| 年1.5万km以上走る | ディーゼル | 燃料代の差が大きくなる |
| 牽引や重い荷物が多い | ディーゼル | トルク500N・mに余裕がある |
| 街乗り中心で年5,000km前後 | ガソリン | 燃料代の差が小さい |
| すぐ乗りたい | ガソリン | いま注文できるのはガソリンだけ |
| 最新の運転支援が欲しい | ガソリン | 2026年4月改良で渋滞時支援などが標準 |
『じゃあディーゼルを待つべき?』と迷いますよね。
待つかどうかは、年間の走行距離と、今の車をいつまで乗れるかで決めるのが分かりやすいです。待つ間の考え方はランクル250ディーゼルはいつ買える?で詳しく書いています。
- 去年1年の走行距離を車検証や点検記録で確かめる
- 坂道・長距離・多人数の頻度を書き出す
- 上の燃料代の表に当てはめて、年間の差を出す
- ガソリンVXの見積もりを取り、総額を知っておく
- ディーゼル再開の発表が出たら、同じ条件で見積もりを並べる
比べる基準があると、ディーゼルの発表が出た時にすぐ判断できます。まずはガソリンVXの総額を確かめてみてください。
ランドクルーザー250買いたいドットコム
ランドクルーザー250の値段、先に相場を見ておく
今の車の買取相場と、ランドクルーザー250の値引き・総額の目安を先に知っておくと、商談で迷いにくくなります。
無料今の車の買取相場を調べる※相場は年式・走行距離・状態で変わります。
グレードごとの違いはランドクルーザー250のグレードの違い、価格の一覧はランドクルーザー250の価格一覧、交渉の順番はランドクルーザー250の値引き相場と限界額で見られます。
よくある質問
ランドクルーザー250にハイブリッドはありますか?
日本仕様にはありません。国内のランクル250は2.8Lディーゼルと2.7Lガソリンの2種類で、どちらもハイブリッドではありません。
ランクル250のガソリン車はハイオクですか?
レギュラーガソリンです。ディーゼル車は軽油を使います。燃料タンクはどちらも80Lです。
ランクル250にマニュアル車はありますか?
国内仕様はATだけです。ディーゼルが8AT、ガソリンが6ATです。
ディーゼルとガソリンで燃費はどれくらい違いますか?
WLTCモードでディーゼル11.0km/L、ガソリン7.5km/Lです。年1万km走ると、使う燃料の量は約424L違う計算になります。
ランクル250のディーゼルは今買えますか?
2026年10月2日時点で受注停止中です。2026年12月以降に改良版で再開予定と報道されていますが、日付と価格は未発表です。
内装がしょぼいと言われるのはなぜですか?
内装の感じ方はエンジンよりもグレードで変わる部分が大きいです。グレードごとの質感は内装の解説記事で比べています。
まとめ
- 国内のランクル250は2.8Lディーゼル(204PS・500N・m・8AT)と2.7Lガソリン(163PS・246N・m・6AT)の2種類
- ハイブリッド・スーパーチャージャー・マニュアル・2WDは設定なし
- 燃費はWLTCでディーゼル11.0km/L、ガソリン7.5km/L。年1万kmで燃料は約424L違う
- 自動車税は同じ年50,000円。ディーゼルはAdBlueが要り、重課も2年早い
- いま新車で買えるのはガソリンVX(577万9,400円)だけ。ディーゼルは2026年12月以降に再開予定(報道)





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