ランドクルーザー250の型式とは|プラドからの系譜と250の意味

大型の本格SUVと車検証で型式を確かめるイメージ

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車検証や見積書に「GDJ250W」と書いてあって、これって何を表しているんだろう。そう思った方も多いはずです。

結論から言うと、ランドクルーザー250の型式は2種類だけです。2.8Lディーゼルが3DA-GDJ250W、2.7Lガソリンが3BA-TRJ250W。どちらもランドクルーザープラド(150系)の後継として、2024年4月18日に発売されたモデルです。

この記事を読めば、型式の読み方から歴代の流れ、名前の由来までひと通りつかめます。

車検証を手元に置いて読むと、すぐに自分の車と照らし合わせられます。中古で探している方は、気になる車の諸元欄を開きながら読んでみてください!

目次

ランドクルーザー250の型式は何種類ある?

先に結論

国内のランドクルーザー250の型式は「3DA-GDJ250W(ディーゼル)」と「3BA-TRJ250W(ガソリン)」の2つです。グレードが違っても、同じパワートレインなら型式は同じです。

型式一覧で見ると、意外とシンプルなんです。ZX・VX・GXのディーゼル3グレードはすべて同じ型式で、ガソリンのVXだけが別の型式になります。

型式エンジン変速機グレードWLTC燃費
3DA-GDJ250W1GD-FTV 2.8L直4ディーゼルターボ(204PS/500N・m)8ATZX・VX・GX11.0km/L
3BA-TRJ250W2TR-FE 2.7L直4ガソリン(163PS/246N・m)6ATVX7.5km/L

出典はトヨタ公式の主要諸元表です。燃費はどちらもWLTCモードのカタログ値で、実際の燃費は乗り方で変わります。

『でも、ZXとGXで型式が同じって、車検証で区別できるの?』と感じますよね。

型式欄だけでは区別できません。グレードは車台番号やメーカーの装備、車両重量の欄などで見分けることになります。例えば車両重量は、ZXが2,410kg、ディーゼルのVXが2,380kg、GXが2,320kgと少しずつ違います。

「型式」と「形式」はどちらでも通じます

検索では「形式」と書く人もいますが、車検証に載っているのは「型式(かたしき)」です。販売店や買取店に伝える時も「型式」で問題ありません。

GDJ250W・TRJ250Wはどう読めばいい?

型式の文字には、それぞれ意味があります。ここが分かると、中古車を探す時や部品を調べる時にぐっと楽になりますよ。

部分3DA-GDJ250W の場合3BA-TRJ250W の場合
先頭の3文字3DA(排出ガス規制の区分を示す識別記号・ディーゼル)3BA(同・ガソリン)
次の2文字GD(1GD型エンジン)TR(2TR型エンジン)
Jランドクルーザー系を表す記号同じ
250車の系列(250系)同じ
Wボディなどの区分を表す記号同じ

一般的には、こうした読み方をされています。細かい記号の定義はメーカーの社内ルールなので、ここでは目安として見ておいてください。

覚えておきたいのは「GD」と「TR」の違いだけです。GDならディーゼル、TRならガソリン。これだけで、中古車情報の型式欄からパワートレインが分かります。

型式を確かめたい時の見る場所
  • 車検証の「型式」欄を見る
  • 見積書・注文書の車両欄を見る
  • 中古車情報の諸元欄で「GDJ」か「TRJ」かを見る
  • 部品を買う時は型式とあわせて年式も伝える

ちなみに、2026年4月3日に改良されたガソリンVXも、型式は3BA-TRJ250Wのままです。改良前と改良後を見分けたい時は、登録年月を見るのが確実です。改良の中身は ランクル250の一部改良で何が変わったか にまとめています。

歴代プラドから250まで、どうつながっている?

『250って、プラドとは別の車なの?』という疑問、よく聞きます。

実は、250はプラドの流れをそのまま受け継いだモデルです。ランドクルーザーには3つの系統があり、250は「ライトデューティー系」の現行モデルにあたります。

系統現行モデルひと言でいうと
ステーションワゴン系ランドクルーザー300シリーズの最上位
ヘビーデューティー系ランドクルーザー70仕事で使う丈夫な系統
ライトデューティー系ランドクルーザー250旧プラドの後継

ライトデューティー系の歴代は、次の流れです。

世代販売時期主な型式・特徴
70系プラド1990年4月〜プラドの名前が付いた最初の世代
90系1996年5月〜2代目
120系2002年10月〜3代目
150系2009年9月〜2024年4月TRJ150W(2.7Lガソリン)、GDJ150W・151W(2.8Lディーゼル)、GRJ150W・151W(4.0L V6・2015年まで)
2502024年4月〜3DA-GDJ250W、3BA-TRJ250W

150系は約15年作られた長寿モデルでした。250はその後継で、300と同じGA-Fプラットフォーム(ラダーフレーム)を使っています。

ランドクルーザーの3系統と、プラド70系から250までの歴代の流れをまとめた図解

ただ、日本仕様の250には「プラド」の名前が付きません。海外の一部の市場では今も「Land Cruiser Prado」の名で売られていて、国によって呼び名が違うんです。海外仕様の話は ランクル250の海外仕様と輸出 で詳しく見ています。

150系と250のサイズや価格の違いを数字で比べたい方は、ランクル250とプラド(150系)の違い もどうぞ。

150系と250の型式はどう見分ける?

中古車を探していると、150系と250が同じ一覧に並ぶことがあります。『どっちがどっちか分からない…』となりやすいところです。

見分け方は簡単で、型式の数字が「150」「151」なら150系、「250」なら250です。

パワートレイン150系の型式250の型式
2.7LガソリンTRJ150W3BA-TRJ250W
2.8LディーゼルGDJ150W(5人)・GDJ151W(7人)3DA-GDJ250W
4.0L V6ガソリンGRJ150W・151W(2015年まで)設定なし

150系は定員で型式が分かれていました。250は定員が違ってもディーゼルなら同じ型式で、GXだけが5人乗りです。

例えば、中古車の諸元欄に「GDJ151W」とあれば、150系ディーゼルの7人乗りだと分かります。年式が新しくても250ではないので、価格を比べる時は気をつけておきましょう。

「250」の意味と読み方・呼び方

名前の読み方で迷う方もいますよね。

正式名は「ランドクルーザー“250”」です。読み方は「ランドクルーザー にひゃくごじゅう」でも通じますが、販売店やオーナーの間では「にーごーまる」と呼ばれることが多いです。通称は「ランクル250」で、この記事でもそう呼んでいます。

英語表記は「Land Cruiser 250」です。海外のサイトでは「250 Series」と書かれることもあります。

呼び方使われる場面
ランドクルーザー250正式名・カタログ・見積書
ランクル250会話・ネット記事
にーごーまる販売店やオーナー同士の会話
Land Cruiser 250英語表記
新型プラド発売前後によく使われた呼び名(中身はランクル250)

「250」という数字は、300や70と同じく、シリーズの中での系列を表す名前です。数字の細かい由来をトヨタが説明した資料までは確かめられていません。なので、ここでは「300と70の間に入るランドクルーザーの系列名」と捉えておくのが分かりやすいと思います。

「新型プラドが出る」は誤解のもと

「新型プラド」と書かれている記事の多くは、ランドクルーザー250のことです。日本でプラドの名前の新車がこれから別に出る、という話ではありません。

エンブレム・ロゴとワールドプレミアの時期

エンブレムやロゴの話も、意外と検索されています。

ランクル250は、フロントやバックドアに付くロゴの見え方がグレードや仕様で違う場合があります。気になる方は、実車かトヨタ公式のカタログ写真で確かめてみてください。中古で探す時も、エンブレムは後から付け替えられていることがあるので、型式と一緒に見ておくと安心です。

発売までの流れは次のとおりです。

ランドクルーザー250が出るまでと、その後
  1. 2023年8月2日 ワールドプレミア(世界初公開)
  2. 2024年4月18日 日本で発売(ディーゼルZX・VX・GX、ガソリンVX)
  3. 2024年4月18日 特別仕様車First Edition(計8,000台限定)も同時に発売
  4. 2026年4月3日 ガソリンVXを一部改良して受注再開(577万9,400円)
  5. 2026年12月以降(予定・報道) ディーゼル車を改良して受注再開

2024年4月の発売時の価格は、ZXが735万円、ディーゼルのVXが630万円、GXが520万円、ガソリンのVXが545万円でした。2026年10月2日時点で新車のカタログにあるのは、ガソリンVX(7人乗り)577万9,400円の1グレードだけです。

ディーゼルは受注停止中で、2026年12月以降に改良版で再開する予定と報じられています。日付や価格はまだ発表されていません。

生産工場はどこ?

生産工場が気になる、という方もいますよね。

ランドクルーザー250は、トヨタの田原工場(愛知県)と、日野自動車の羽村工場(東京都)で作られています。発売時の月販目標は2,250台でした。

項目内容
生産工場トヨタ田原工場、日野自動車羽村工場
発売時の月販目標2,250台
プラットフォームGA-F(ラダーフレーム・300と共通)
駆動方式フルタイム4WD(国内はハイブリッド・2WDなし)

『どっちの工場で作られたかで品質は違う?』と気にする声もあります。ただ、どちらで作られた車かを車検証から読み取るのは難しく、工場で選んで買うこともできません。気にしすぎなくて大丈夫です。

wikiと公式、どちらを見ればいい?

ランドクルーザー250のwikiを見に来た方も多いと思います。

歴代の流れや海外での呼び名を知るには、Wikipediaは便利です。ただ、価格や装備は改良のたびに変わるので、最新の数字はトヨタ公式のカタログや主要諸元表で確かめるのが確実です。

Wikipediaが向いていること
  • 歴代モデルの流れをつかむ
  • 海外仕様や呼び名を知る
  • 開発の経緯を読む
公式で確かめたいこと
  • 今の価格とグレード
  • 改良で変わった装備
  • 燃費・寸法の最新値

例えば、こんな会話は販売店でよくあります。

「ネットで見たZXの価格で見積もりをお願いしたいんですが」

「今はディーゼルの受注を止めていて、新車で選べるのはガソリンのVXだけなんです」

古い情報のまま話を進めると、ここで計画が狂います。最新のグレードと価格は ランドクルーザー250の価格一覧 で確かめておきましょう。

買う前に値引きや交渉の順番を知っておきたい方は、ランドクルーザー250の値引き相場と限界額 から読んでみてください。

ランドクルーザー250の型式2種類と主なスペックを並べた図解

型式が分かれば、中古車探しも見積もりもぐっとスムーズになりますよ!

よくある質問

ランドクルーザー250の型式は何ですか?

2.8Lディーゼルが3DA-GDJ250W、2.7Lガソリンが3BA-TRJ250Wです。ZX・VX・GXのディーゼル3グレードは同じ型式です。

ランクル250とプラドは同じ車ですか?

250はランドクルーザープラド(150系)の後継モデルです。日本仕様では「プラド」の名前は付いていません。

250の読み方は?

正式名はランドクルーザー“250”で、「にひゃくごじゅう」でも通じます。会話では「にーごーまる」と呼ばれることが多いです。

生産工場はどこですか?

トヨタの田原工場と、日野自動車の羽村工場です。

ガソリン車は改良で型式が変わりましたか?

2026年4月3日の改良後も3BA-TRJ250Wのままです。改良前か後かは登録年月で見分けるのが確実です。

まとめ

この記事の要点
  • 型式は3DA-GDJ250W(ディーゼル)と3BA-TRJ250W(ガソリン)の2種類
  • 型式の「GD」はディーゼル、「TR」はガソリンと覚えておけば十分
  • 250はプラド(150系)の後継で、ライトデューティー系の現行モデル
  • 2024年4月18日発売、2026年10月2日時点の新車はガソリンVXのみ
  • 生産は田原工場と日野自動車羽村工場
ランドクルーザー250買いたいドットコム

ランドクルーザー250買いたいドットコム 編集部

ランドクルーザー250の価格・グレード・維持費・リセールを、メーカー公式の数値をもとに整理している情報サイトです。 公式サイト

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