ランドクルーザー250のバッテリー上がりと交換|サイズの確かめ方と予防

ボンネットを開けた大型SUVとブースターケーブル

当サイトの記事は編集部がメーカー公式情報などの公開情報をもとに独自に調査・執筆しています。記事内にはアフィリエイト広告を含む場合があります。

朝、ボタンを押してもエンジンがかからない。メーターも暗いまま。そんな時は焦りますよね。

結論から言うと、ランクル250のバッテリー上がりは、ブースターケーブルかジャンプスターターで多くの場合その場でかかります。かかった後に「なぜ上がったか」を考えて、交換が必要かを決めればいいんです。

この記事では、上がった時の手順と、交換の時期、サイズの確かめ方を順番に書いていきます。

目次

バッテリーが上がった時、まず何をする?

先に結論

エンジンがかからない原因は、バッテリー上がりとスマートキーの電池切れの2つがよくあります。メーターや室内灯が点くかどうかで、だいたい見分けられます。

『バッテリーなのか、キーなのか、それとも故障なのか』。最初に迷うのはここですよね。

ドアの解錠ができず、室内灯もメーターも点かないなら、バッテリー上がりの可能性が高いです。メーターは点くのにエンジンがかからず、「キーが見つかりません」のような表示が出るなら、キーの電池を疑ってみてください。

症状考えられる原因次にやること
解錠できない・室内灯もメーターも点かないバッテリー上がりジャンプスタートの準備
メーターは点くがキー未検出の表示スマートキーの電池切れキーをスタートボタンに近づけて始動
セルは回るがかからない燃料・その他の不具合販売店やロードサービスへ連絡
かかった後に警告灯が消えない充電系統の異常など走らせる前に表示を確認

キーの電池切れだった場合は、スマートキー電池交換の手順と電池の型番を見てみてください。

警告灯の色ごとの意味は警告灯・警告音の意味と対処にまとめています。

ジャンプスタートの手順は?つなぐ順番が大事

ブースターケーブルでほかの車から電気をもらう方法です。ランクル250はボンネットの中にバッテリーがあるので、つなぐ作業そのものは難しくありません。

ブースターケーブルでつなぐ順番
  1. 救援車と250、両方のエンジンを切る
  2. 赤いケーブルを250のプラス端子につなぐ
  3. 赤いケーブルの反対側を救援車のプラス端子につなぐ
  4. 黒いケーブルを救援車のマイナス端子につなぐ
  5. 黒いケーブルの反対側を、250のエンジンの金属部分(取扱説明書で指定された場所)につなぐ
  6. 救援車のエンジンをかけ、少し回転を上げて数分待つ
  7. 250のエンジンをかける
  8. 外す時は、つないだ時と逆の順番で外す
ジャンプスタートのケーブル接続順を4ステップで示した図解

ここが大事なところです。最後の黒いケーブルは、上がった側のバッテリーのマイナス端子ではなく、指定された金属部分につなぐのが基本です。火花がバッテリーの近くで飛ばないようにするためなんです。

車種ごとの指定場所はトヨタの取扱説明書の「バッテリーがあがったときは」に図で載っています。作業の前に一度見ておきましょう。

救援車の大きさに注意

軽自動車から250をつなぐと、救援車側に負担がかかることがあります。できれば同じくらいの排気量の車か、大きめのジャンプスターターを使ってみてください。ハイブリッド車を救援車にしてよいかは、その車の取扱説明書で確かめるのが確実です。

例えば、こんなやり取りもよく聞きます。

「つないだのに、全然かからないんです」
「クリップが端子にしっかり噛んでいるか、もう一度見てみましょう」

『ケーブルもないし、周りに車もない』という時は、無理せずロードサービスを呼びましょう。任意保険に付いているロードサービスなら、バッテリー上がりの出動が無料の範囲に入っていることが多いです。

かかった後はどれくらい走ればいい?

エンジンがかかったら、すぐに止めずにしばらく走って充電しておきましょう。止めてしまうと、またかからないことがあるからです。

目安として30分から1時間ほど、信号の少ない道を走るとよいと言われます。ただ、どこまで回復するかはバッテリーの状態次第です。

例えばこんな場面がよくあります。

「ジャンプでかかったし、もう大丈夫だよね」
「翌朝またかからなかった、というのは本当によくある話ですよ」

一度深く上がったバッテリーは、元の力まで戻らないこともあります。かかった後に、ガソリンスタンドやカー用品店でバッテリーの状態を測ってもらうと安心です。

上がった後に確認したいこと
  • ライトや室内灯の消し忘れがなかったか
  • ドアや荷室がきちんと閉まっていたか
  • ドライブレコーダーの駐車監視を長時間使っていなかったか
  • 2週間以上、車に乗らない期間がなかったか
  • バッテリーを交換してから何年たっているか

バッテリーのサイズと交換の時期は?

ランクル250は、ガソリンとディーゼルで載っているバッテリーが違います。部品の適合表では、ガソリン(3BA-TRJ250W)がLN3、ディーゼル(3DA-GDJ250W)がLN4と案内されていることが多いです。

ただ、これは年式や仕様で変わる可能性があります。今載っているバッテリーのラベルを見て、同じ規格を選ぶのがいちばん確実です。

項目ガソリンVXディーゼル(ZX・VX・GX)
型式(トヨタ公式諸元)3BA-TRJ250W3DA-GDJ250W
エンジン2.7L 2TR-FE(163PS)2.8L 1GD-FTV(204PS)
適合表で多いバッテリー規格LN3LN4
確認方法今のバッテリーのラベル、車検証の型式同じ
ランクル250のガソリンとディーゼルのバッテリー規格の違いを比べた図解

ディーゼルのほうが一回り大きい規格になっているのは、ディーゼルエンジンをかけるのにより大きな力が要るからです。

交換の時期は、使い方でかなり変わります。一般的には2年から5年くらいで替える方が多いと言われます。

交換を考えたいサイン

エンジンのかかりがいつもより重い、スマートキーの反応が悪い気がする、車検や点検で「弱っています」と言われた。このどれかがあれば、交換の見積もりを取ってみてください。

自分で交換してもいい?販売店に頼む違い

『バッテリーくらい自分で替えられるでしょ』と思う方もいるはずです。工具があれば作業自体はできます。

ただ、最近の車は外した時に設定が消えたり、学習していた値がリセットされたりすることがあります。ランクル250も、時計やパワーウインドウの挟み込み防止など、作業後に設定し直す項目が出ることがあります。

販売店・カー用品店に頼む
  • 適合する規格を確かめてくれる
  • 作業後の初期設定まで見てくれる
  • 古いバッテリーを引き取ってもらえる
自分で交換する
  • 作業後の再設定は自分でやる
  • 古いバッテリーの処分先を探す必要がある
  • 重くて腰を痛めやすい

自分で替えるなら、外す時はマイナス端子から、付ける時はプラス端子からが基本です。手順の細かいところは取扱説明書の「バッテリー」のページで確認してから始めてみてください。

取扱説明書の探し方は取扱説明書の見方とよく使う設定にまとめています。

上がりやすくなる原因は?盗難対策機器にも注意

ランクル250は盗難が多い車なので、後付けのセキュリティやGPS追跡器を付けている方も多いですよね。こうした機器は、止めている間も少しずつ電気を使います。

さらにドライブレコーダーの駐車監視も重なると、乗らない日が続いた時にバッテリーが上がりやすくなります。

上がりにくくするための工夫
  • 週に1回は30分以上走る
  • 長く乗らない時は、ドラレコの駐車監視の時間を短めにする
  • 後付け機器を付ける時は、待機電流の小さいものを選ぶ
  • 長期の不在時は、販売店に相談して対策を決めておく

盗難対策そのもので悩んでいる方は、盗難対策|盗まれやすい理由と効く対策・保険を読んでみてください。どの機器が電気をどれくらい使うかは製品ごとに違うので、付ける時に取扱店で聞いておくと安心です。

なお、盗難対策としてヒューズを抜いておく方法がネットで話題になることがあります。どのヒューズを抜くかで止まる機能が変わるので、試すなら販売店に聞いてからにしておきましょう。

「ECT」「2nd」の表示はバッテリーと関係ある?

バッテリーを調べていて「ECT」や「2nd」という言葉を見かけた方もいるかもしれません。実はこれ、バッテリーではなく変速機(ATの制御)のお話なんです。

ランクル250には、雪道など滑りやすい道で2速から発進して、タイヤの空回りを抑えるセカンドスタートモードがあります。スイッチで切り替えられ、エンジンを止めると通常のモードに戻ります(トヨタ取扱説明書)。

言葉意味バッテリーとの関係
ECTトヨタの電子制御オートマチックの呼び名直接の関係はない
セカンドスタートモード2速発進で滑りにくくするモード直接の関係はない
バッテリー上がり補機バッテリーの電気が足りない本題

『2ndのランプが点いたけど、故障?』と心配になった方もいるかもしれませんね。スイッチが入っているだけなら故障ではありません。

ただし、バッテリーを外した後は、こうしたモードや各種設定が初期状態に戻ることがあります。交換後に表示がいつもと違う時は、一度設定を見直してみてください。

雪道の走り方や4WDのモードは走破性|4WDの切り替え・走行モードで詳しく書いています。

交換費用と、保証が使えるケース

バッテリーの費用は、規格・メーカー・お店の工賃で幅があります。LN3やLN4は一般的な小型車用より大きく値段も上がりやすいので、何か所かで見積もりを取ってから決めるのがおすすめです。

ランクル250は2024年4月の発売なので、2026年10月時点ではほとんどの車が新車保証の期間内です。トヨタの一般保証は新車登録から3年・6万km以内が目安で、初期不良が疑われる時は販売店に相談してみてください。

ただ、消耗による交換やライトの消し忘れで上がったケースは、保証の対象外になりやすいです。

故障しやすい箇所と修理費の考え方は故障しやすい箇所と修理費の目安で全体をまとめています。

これから250を買う方は、点検パックや延長保証の付け方も含めて値引き相場と交渉の順番を読んでおくと、見積もりの比べ方がはっきりしますよ。

よくある質問

ランドクルーザー250にアイドリングストップはありますか?

国内仕様の250はアイドリングストップの設定がないとする情報が多いです。お手持ちの車にアイドリングストップのスイッチや表示があるかを、取扱説明書で確かめてみてください。

バッテリーの規格はガソリンとディーゼルで同じですか?

部品の適合表では、ガソリンがLN3、ディーゼルがLN4と分かれていることが多いです。今載っているバッテリーのラベルで確認するのが確実です。

ジャンプスタートでかかった後、すぐ止めても大丈夫ですか?

すぐに止めると、またかからないことがあります。30分から1時間ほど走って充電し、その後バッテリーの状態を測ってもらうと安心です。

スマートキーの電池が切れた時はどうやってエンジンをかけますか?

キーをスタートボタンに近づけるなど、電池切れの時用の始動方法があります。取扱説明書の手順を見ておくと、いざという時に慌てずに済みます。

バッテリー交換は何年ごとが目安ですか?

一般的には2年から5年と言われますが、乗り方で大きく変わります。点検や車検のたびに状態を測ってもらい、弱っていると言われたら交換を考えてみてください。

まとめ

この記事の要点
  • かからない時は、メーターや室内灯が点くかでバッテリーかキーかを見分ける
  • ジャンプスタートは赤から、最後の黒は指定の金属部分につなぐ
  • 適合表ではガソリンがLN3、ディーゼルがLN4が多い。今のラベルで確認が確実
  • 盗難対策機器やドラレコの駐車監視は、乗らない日が続くと上がる原因になる
  • 「ECT」「2nd」は変速機のセカンドスタートモードのことで、バッテリーとは別
ランドクルーザー250買いたいドットコム

ランドクルーザー250買いたいドットコム 編集部

ランドクルーザー250の価格・グレード・維持費・リセールを、メーカー公式の数値をもとに整理している情報サイトです。 公式サイト

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次